地元の佐藤慎太郎が2日目メインレースに登場 ~いわき平競輪場~

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佐藤慎太郎
45歳にして輪界トップクラスで戦っている
目標の深谷知広とは連係実績抜群

「第76回日本選手権競輪」は、5月4日(水・祝)に開催2日目が行われる。11レースの特別選抜予選に地元の佐藤慎太郎(福島・78期)が満を持して登場だ。

 佐藤は前回の武雄記念決勝で落車をしているが「痛みはないし、自転車も交換できるところはしたので、大丈夫だと思う。練習では悪い感じがなかったけど、自分で感じていない部分でどうかっていうところですね」と前検日の段階では状態面に不安のない様子。

 初日に連係する深谷知広のことは「ダッシュがいい選手なので、そこを気を付けていきたい」と語った。深谷とは昨年のいわき平オールスターでも2回連係。一次予選2では逃げ切った深谷に続いて2着のワンツー。準決勝は深谷の先行で、ライン3番手の成田和也が1着、番手の佐藤が2着で、深谷が3着という結果だった。特別選抜予選は3着以内に入ると二次予選をフリーパスで準決勝に進むことができる「ゴールデンレーサー賞」進出が決まるだけに、初日から全集中で臨む。

 前を回る深谷は「計画的にいい練習ができた。バンクで、みんなで質の高い練習ができましたね。あとはここからレースまでの準備をするだけ」と、コンディションはバッチリ。佐藤の前を走ることに「責任感をもって頑張りたい」と、前検日から気合いが入っていた。

小山裕哉記者

2022年5月3日 17時50分

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