松井宏佑がバンクレコードタイを記録 ~福井競輪場~

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松井宏佑
自慢のスピードを誇示して決勝進出を目指す
地元の脇本雄太を上回るタイムで二次予選を突破

 7月8日(金)に福井競輪場で行われた開設72周年記念『不死鳥杯』のシリーズ2日目の7レースでナショナルチームの松井宏佑(神奈川・113期)が鋭いまくりで別線を圧倒。2020年11月19日に山口拳矢が出したバンクレコードと並ぶ上がり10秒6を計測した。最終12レースを制した脇本雄太の上がりタイムは10秒8で、踏んだ距離こそ違うが抜群のスピードで場内を沸かせた。
 
 「理想としている前中団が取れたんですけど、残り一周まで谷口さんにフタをされていたので。すんなり切ってくれたらその上を叩こうと思っていたんですけど。谷口さんが行ったところでついて行って1センターから踏んだ感じですね。正直、疲れはありますけど踏んだ感触は悪くなかったっすね。上がり10秒6は自己ベストタイですね。たしか2年前くらいに玉野で出したような記憶がありますね。タイムが全てじゃないですけど、脇本さんと戦うってなったら11秒台じゃ太刀打ちできないと思うので。タイムが出るにこしたことはないと思うので。しっかりと体をケアして決勝に勝ち上がれるように」

 準決勝はS班の松浦悠士や3車揃った北日本ラインも手強いが、同県の内藤秀久と共に別線を攻略して決勝へと勝ち上がり、脇本雄太との再戦を待ち望んでいる。

細川和輝記者

2022年7月8日 18時20分

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