新田祐大が復帰後初の白星を手に ~玉野競輪場~

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新田祐大
S班にも負けない自慢のスピードで準決も存在感を示す
ラインの結束力を示してつかみ取った勝利

 7月16日(土)に玉野競輪場で行われた第18回サマーナイトフェスティバルの初日12レースの特別選抜予選は3車で結束した北日本勢がレースを掌握。新田祐大(福島・90期)が一緒にナショナルで汗を流していたこともある後輩の小原佑太を巧みにリード。別線の巻き返しに合わせて一気に踏み込み、4月16日の青森F1シリーズ以来となる勝利を手にした。
 「見てもらった通り、小原(佑太)君の積極性のあるレースが、僕と(佐藤)慎太郎さんのワンツーにつながった。小原君がジャン前から仕掛けてくれて、ラインで出切って、古性(優作)君が4番手に追い上げてきた。勝負どころでS級S班はしっかりと仕掛けてくるっていうのがあったんで、小原君の気持ちもあったし、自分は前に踏み込みました。しっかりと踏み込めたし、ゴールまで力が抜けることなく踏み込めたのは良かった」
 レース後の共同インタビューで喜びを口にした新田祐大は、同時に戦える確かな手ごたえをつかんだ様子。準決勝は本業の自力戦となるがS班の佐藤慎太郎と共に別線の包囲網を突破して決勝の舞台を目指す。

細川和輝記者

2022年7月16日 22時40分

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