清水裕友が地元記念5連覇に挑む ~防府競輪場~

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清水裕友
地元のS班で絶対的なエース
記念開催終了後は2年間の施設整備の期間に入る

 11月3日(木・祝)、防府競輪場で「周防国府杯争奪戦」が開幕。S班は地元の清水裕友を筆頭に、佐藤慎太郎、吉田拓矢、郡司浩平、松浦悠士と、豪華メンバーが参戦。清水は強敵を相手に前人未踏の地元記念5連覇に挑戦する。

 「この後にスタンドの改修があって2年(本場開催が)ないので頑張りたい。5連覇っていうのもキリがいいですからね」と地元のエースとして、施設整備前の最後の本場開催と、記念の連覇記録更新へ、絶対に負けられないシリーズ。4日間責任感をもって戦い抜く構えだ。

 現在の賞金ランキングは9位。賞金面ではグランプリ出場権を争っているが、「いくら(賞金を)積んでも(自身よりランキングが)下から(競輪祭を)獲られたら終わりなので、意識はしていない。あと2場所(防府記念と競輪祭)頑張りたい」と11月は清水にとって勝負の一か月。4年間、輪界トップ9の〝S班〟として活躍してきただけに集中力は高まるばかりだ。

 前回の寬仁親王牌では決勝進出こそ逃したものの、随所にいい動きが見られた。「33は地元と一緒だったので、動きやすかったし、しっかりと動けた。準決勝がもったいなかったけど、負け戦でも気持ちを切り替えられた」と手応えを得たことは今回にもつながってくるはずだ。

 「休養と練習をやりつつでしたけど、体調は大丈夫。自転車も前回のでいこうかなと。気持ちを入れて走ります」。明日からの4日間、地元のスーパースターの活躍を大勢のファンが待ちわびている。

小山裕哉記者

2022年11月2日 17時23分

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