ガールズGPは新女王が誕生 ~グランプリシリーズ~

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柳原真緒
グランプリ初出場で新女王に
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④柳原真緒選手が⑥山原さくら選手、⑤奥井迪選手をまとめて交わしてV
師匠の教えを忠実に

 平塚競輪場で開催されている「KEIRINグランプリ2022シリーズ」は、12月29日に2日目を迎えた。メインの「ガールズグランプリ2022(FII)」では、柳原真緒(福井・114期・L1)が、冷静な立ち回りから直線で伸びてグランプリ初制覇。優勝賞金1110万円(副賞含む)を獲得して賞金女王に輝いた。
 最終ホームでは7番手の最後方に置かれた柳原だったが、前の佐藤水菜、児玉碧衣が外に持ち出すと2コーナー手前からインを進出。3コーナー過ぎには児玉、佐藤が落車するアクシデントもあったが、直線半ばで前を行く山原さくら、奥井迪をまとめて交わして優勝。110期以降としては、初のクイーンが誕生した。

【柳原 真緒】
 「(最終2コーナー手前で)内が空いていた。佐藤(水菜)さんが行った上は行けないと思ったので、自分はそっちかなと思って瞬時に判断ができました。内に行って空くかどうかはわからなかったけど空いた。そのあとは勝ったと思ったら負けるぞって、師匠(市田佳寿浩)に言われていたので、そこは思い切り踏みました。正直、このメンバーでは勝てるとは思ってなかった。ただ、自分のやるべきことを冷静にやらないと勝てないなと。そこは冷静にできました。グランプリ獲るまではデキすぎですし、師匠と家族に支えてもらって感謝しかないです。レース内容も脚もまだまだ上の選手がいますし、まだ女王っていう名が似合うものではない。1年かけて周りから女王って言ってもらえるように頑張りたい」

竹内祥郎記者

2022年12月29日 19時18分

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