地元からは6名が準決勝に進出 ~和歌山競輪場~

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稲毛健太
3年ぶりの決勝を目指して地元3番手からチャンスを窺う
一人でも多く決勝の舞台を目指して意地を見せる

 1月13日(金)に和歌山競輪場で開設73周年記念『和歌山グランプリ』のシリーズ2日目が行われ、初日から大活躍していた地元勢は6名が準決勝に進出。昨年の大会は地元から東口善朋ただ一人しか決勝の舞台に辿り着けなかったが、今年はそれ以上の結果を求めて準決勝に挑む。
 地元の支部長の稲毛健太(97期・和歌山)は初日、2日目と番手回り。今回が初連係であった脇本雄太の仕掛けにピタリと付け切って準決勝の切符を手にした。
 「思っていたよりは楽でしたね。前のことは見えていなくて、(脇本が)どんな加速をするんだろうと思って付いてた。あのまくりが一番嫌でしたね。脇本君は一人でも行っちゃうだろうなって思っていましたけど、自分も離れながらでも追い掛けていかないとなって思っていました。3コーナーで下られた時点で抜けないなと思いましたけど、人気に応えられて良かった」
 勝負の準決勝は中西大-石塚輪太郎の後ろで、地元の3番手回り。若手を巧くリードしながらチャンスを窺う。
 「地元はもちろんですけど、近畿が結構勝ち上がっているので難しくなるだろうなとは思っていましたけど。前二人が頑張ってくれると思うので。自分も支部長として開催を盛り上げられるように。ここ何年かは決勝に乗れていないので頑張りたいですね」
 2020年に行われた開設70周年記念から決勝に乗れていないが、3年ぶりの決勝進出を目指して奮闘する。

細川和輝記者

2023年1月13日 19時07分

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