『和歌山グランプリ』決勝の9名のコメント ~和歌山競輪場~

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新田祐大
ラインの厚みを生かして強敵撃破に挑む
充実4車ラインの新田祐大が初日のリベンジに燃える

 1月15日(日)に和歌山競輪場で行われる開設73周年記念『和歌山グランプリ』はいよいよ決勝戦が行われる。グランプリ王者の脇本雄太(94期・福井)は唯一の3連勝で決勝進出。新田祐大(90期・福島)は充実4車ラインを形成して別線攻略に挑む。注目の並びと9名のコメントとは以下の通り。
【並び】
①脇本雄太-⑤古性優作-⑥藤田勝也
③新田祐大-⑦守澤太志-④山崎芳仁-⑧佐藤友和
②眞杉匠(単騎)
⑨深谷知広(単騎)

【コメント】
①脇本雄太「ジャンで行くべきだったかなっていう迷いがあった。その辺は気持ちの面での調子の悪さが出ている。踏み上げている感じは悪くないですけど、良いころに比べればまだまだ。現状の力を出し切るってことはできている。自力で」
②眞杉匠「単騎戦は苦にならないですね。去年の小松島記念も単騎で優勝できましたし、ほかのレースでも単騎の時は1着と2着が多い。調子は日に日に良くなってきていて、準決勝が一番良かったですね」
③新田祐大「脇本君の強さはもちろんですけど、今回はまだ古性君の強さが隠れていると思うので。難しいレースになると思いますけど隙を見せないように。タイミングを逃さないように自力で」
④山崎芳仁「守澤君は番手を回ってくださいって言ってきたけど、新田君のダッシュは強烈ですし、不安がある自分が番手よりもしっかりしている守澤君が回った方がラインとしての厚みも強さも出ると思うので。北日本3番手」
⑤古性優作「脇本さんへ。体の使い方を修正して2日目よりも3日目の方がよくなりました。新田さん、脇本さんのダッシュ戦になるか、深谷さんの一発も頭に入れて。ラインで決められるように頑張ります」
⑥藤田勝也「近畿3番手。初めて記念の決勝に乗れました。脇本君の3番手回りは何度かありますけど、強すぎて千切れていますね…。迷惑をかけないように頑張りたい」
⑦守澤太志「初日は新しいサドルを試して離れたけど、2日目から戻して良くなった。もう少し道中で脚がためられるようにポジションを修正して。和歌山は思っていたよりも直線が長くて大外も伸びる感じがしますね。新田君の番手」
⑧佐藤友和「準決勝は自分に余裕がなかったですし、山崎さんのおかげで勝ち上がれましたね。北日本4番手を回ります」
⑨深谷知広「状態は上向いているけど、今のままでは勝てないので考えて。難しいレースになると思いますけど頑張りたい。ただ一瞬でも緩めば(先行)っていうのもあるので。むしろそこしかチャンスはないかもしれないと思っているので。どこで緩むか、もしかしたら緩まないかもですし。しっかりと見極めて単騎で自力」

細川和輝記者

2023年1月14日 19時03分

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