地元地区の生き残りは浅井康太のみ

　　6月3日（土）から大垣競輪場で開催されている開設71周年記念『水都大垣杯』は明日6日（火）に決勝戦が行われる。決勝進出メンバーの並びとコメントは以下の通り。

　【並び】
　②犬伏湧也-⑨荒井崇博-⑤園田匠
　⑧橋本壮史-⑦佐藤慎太郎-④菅田壱道
　③松谷秀幸-⑥山賀雅仁
　①浅井康太は単騎となった。

　【コメント】

　①浅井「一人で走る。自分の感じは悪くないけど、犬伏君が強かった。スピードが全然、違った。思い切り踏んでおかないと、松浦君に来られてしまうし、横に来られたら放り込まれる。（犬伏は）中部にいた昔の深谷（知広）君みたいですね。令和の怪物ですよ、それくらい力がある選手だと思う」

　②犬伏「自力。こっちに来てからは疲労の感じがどうかなと思ったけど、そこは気にならない。（決勝も）仕掛けるポイントを見極めてっていうのがあるけど、今開催はポイントが悪い。ラインがあるからこういう風に安定して競走ができている。記念の決勝でラインで決まる競走ができればいい」

　③松谷「自力自在。初日特選で1回、前に出られているし、そんな感じで前々へ攻めていくしかない。それで合った所で勝負かなと。自分よりバック数を持っている山賀さんに任されたのに山賀さんができることをしても仕方がない。山賀さんができないことをやらないと」

　④菅田「（佐藤）慎太郎さんの後ろ。今の自分の状態、デキを含めて慎太郎さんの前でと言える状況じゃない。なので慎太郎さんの後ろを回る。慎太郎さんの後ろが一番勉強になると思うから勉強させてもらう」

　⑤園田「荒井さんの後ろ。自分も感覚が戻ってきて（今日も1着で）戦える自信になった。あっ旋が止まっているときに色々と取り入れて試して良くなくていつも通りやって（状態が）戻ってきた。9車立てのレースを走らせてもらえることが増えて上のレースで走れば（もっと）戻ってくるから悪くなることはないと思う」

　⑥山賀「松谷君へ。彼が前でやりたいと。連係するのも久しぶり。前々に踏んでくれればチャンスはあると思っている。だいぶ脚がキツいからしっかりとケアをしたい」

　⑦佐藤「橋本君へ。準決も連係したし、なによりガクセキ（学校法人石川）の後輩だからね。決勝もつけさせてもらう。自分は絶好調ですね。（落車が）続いてロスしていた部分が戻りつつある。もうその影響はないのかなと思います」

　⑧橋本「犬伏君とは初対戦。養成所時代からタイムとかがすごかったし、デビューしてからもすぐS級に上がってすごい存在。互いにタイプが似ていると思うし、真っ向からやり合うしかないし、力勝負がしたい。ダービーで決勝に乗った犬伏君を相手に、今の自分がどれぐらい戦えるのか体感したい」

　⑨荒井「犬伏君。準決は（渡邊）雄太が強かったね。（松本）秀之介はあと半身、前に出られるように頑張ってほしかった。半身出られたら（渡邉を）押し込んだりできると思うし、いい勝負ができると思うから。（自分でまくっていって）4コーナーで俺の脚は終わっとったね」

• 選手詳細データ

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  犬伏湧也 選手徳島・119期
• 
  橋本壮史 選手茨城・119期