地元勢が強い気持ちで迎え撃つ ~向日町競輪場~

photo-64844
畑段嵐士
調子を上げて大事な地元シリーズに臨む
近畿ラインの中軸を担い他地区を迎え撃つ

 6月8日(木)から向日町競輪場で『施設整備等協賛京都向日町カップ』が幕を開ける。G1組が不在の開催で混戦シリーズとなりそうだが、気合十分の地元勢が他地区を迎え撃つ。地元の中で競走得点のトップは畑段嵐士(105期・京都)。初日特選は小森貴大の番手で近畿ラインの中軸を担う。
 「走りながらちょっとずつセッティングを変えながらやってきていたんですけど、良くはなってきていると思います。でもここ最近は裏開催がほとんどだったんでね。まあでも地元ですしやるしかないんで。(地元の中で競走得点が一番で今シリーズを迎えるが)たしかに。初めてかもですね。でも稲垣(裕之)さんたちもいるんでね。みんなで頑張りたい。普通にっていうのが一番難しいですけど、しっかりと走れれば」
 プレッシャーを力に変えて近畿地区が一丸となって意地を見せる。今シリーズは梅雨前線と台風3号の影響で雨予報となっているが、普段から雨でもバンクで練習している畑段嵐士なら不安は一切なし。
 「しっかり練習メニューを組んでいるんで、その日のメニューがバック練習なら天候に関係なく雨でもやりますよ。雨が強いと意外と軽くなるんで嫌いじゃないですね。あとの整備は大変ですけどね」
  地元G3は今回で3度目となる畑段嵐士。2020年9月のコロナが大流行していた時期の7車立てだった時に一度だけ決勝に乗っているが、昨年の平安賞はまさかの予選敗退を喫している。昨年のリベンジを果たすためにも初日から集中力を高めて決勝の舞台を目指している。

 

細川和輝記者

2023年6月7日 16時59分

開催情報

ページトップへ