地元の山田庸平が4度目のG3優勝! ~武雄競輪場~

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山田庸平
優勝トロフィーを手に写真撮影
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敢闘門前で胴上げ
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たけ丸くん(左)、山田庸平(中)、ミャクミャク(右)
地元G3は初制覇!

 3月31日に武雄競輪場で第8回大阪・関西万博協賛競輪GⅢの決勝戦が行われ、地元の山田庸平(佐賀・94期)が強烈なまくりで地元G3を初めて制した。G3優勝は2023年12月の玉野記念以来4度目の優勝となった。


 レースは青板バックで後方から動いて6番手となった菅原大也が鐘前で切ると町田太我が鐘で叩いて先制。最終ホームを一本棒で通過すると2コーナーで5番手の位置から山田庸平がまくり発進。好スピードで前団に迫ると逃げる町田を4コーナーで捕らえてゴールした。

 「ここに向けてやってきて、3日間走って昨日までは良くなくて、ダービーを見据えて通過点と思って臨んだ。優勝できたのでいままでやってきて良かった。アップ中の感覚をつかめるように、3日間、反応が遅く良くするためにイメージトレーニングとかをして上向いた。スタートは町田君か菅原君に取ってほしかったので様子をみたけど、誰もいかなかったので前でいいかなと。今日は緊張せずに周回中から余裕があった。赤板から鐘までに立ち遅れていたのでそこは集中した。それで中団が取れたので脚に余裕があった。3番手を取った菅原君は余裕がなさそうで前の雰囲気を見て町田君のカカりも良くて目標にしてまくり切った。ペダリングが崩れそうになったが慌てずにうまく踏み込めた。5月は地元記念とダービーが重なるからそこが目標。高松宮記念杯も相性が良いですしそこを目標にしていきたい。(G3だから)地元の記念を優勝した感はないけど、最終日の1着は次につながる。九州のみんな、佐賀じゃない人も待っててくれて胴上げしてくれたのは嬉しかったし次もまた頑張ろうって思った」

池端航一記者

2024年3月31日 18時02分

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