「気が付いたら（200勝）していたって感じ」

　4月29日から京王閣競輪場で開催されているF1ナイターは30日に2日目が終了。最終第12レースでは阿部拓真（宮城・107期）が200勝を達成した。

　「真船さんの頑張りに尽きますね。強い気持ちで山口君を相手に仕掛けてくれました。自分が山口君をどうにかできれば良かったんですけど。誰かはわからなかったけど、（山口に）付いてきているのがわかったので張った。真船さんを迎え入れる余裕がなくて、前へ踏ませてもらった」と前を回った先輩への感謝をまず口にして、どうにか対応できなかったのか試案していた。
　「初日は自力を出して（2着）準決は判断できてスイッチして山口君を抜けたので良くなっているのかなと思う」と本来の調子に近づいていることを実感している。
　200勝に関しては「意識していなかったし気が付いたら（200勝）していたって感じですね」とあくまで通過点だということを強調していた。
　決勝は悩み抜いたうえに自ら動くことを決意。
　「山口君にジカ勝負も考えたけど、菊地さんから“戻している途中なら自力でやった方が良い”って言われたので自力自在でやります。3分戦ならまだやりようはあると思うので自分の持ち味を表現していきたい」と状況に応じたタテとヨコの使い分けで強力機動型に対抗する！

• 選手詳細データ

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  阿部拓真 選手宮城・107期