来期のA級1、2班を見据えて今は内容重視

　5月23日から川崎競輪場でFⅡミッドナイトシリーズが開催される。今節はオールチャレンジ戦となり、新鋭の125期からは5名が参戦。その中でも注目は点数トップの岡部陸斗（栃木・125期）。デビュー当所から徹底先行のスタイルを貫き、来期はA級1、2班戦での戦いを控え、試行錯誤を重ねて上位戦を見据えている。

　「坂井（洋）さんから借りていたフレームの感じが良くて、自分も同じような物を作ってみようと思って前回からその新車を乗ったんですけど、重い感じがしてまだイマイチだった。そこから練習で乗ったりして、眞杉（匠）さんにも乗り方のアドバイスとかをもらって良くはなった。あとはレースで乗ってみてですね。ミッドナイトも久しぶりなので、そこも不安。朝起きるは苦手なんで本当はミッドの方がいいはずなんですけど、成績は悪いので。（来期はA級1、2班で）このままじゃ上で戦えないし、もっと練習をしないと。とりあえず力を出し切ることからですね。（宇都宮記念で神山雄一郎氏のエキシビションレースで先頭誘導員を務め）まだ本番の誘導もやったことがなかったし、初めて神山さんの前を走って緊張しました。しかもあんな大観衆の前で走るのも初めてだったので。早く自分もあの舞台に立てるように」

　出世こそ遅れているが、内容重視の走りはいつか結果としてあらわれるはず。まずは今シリーズも得意の突っ張り主体のレースで魅せる。

• 選手詳細データ

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  岡部陸斗 選手栃木・125期