地元の荒井崇博がまず1勝 ~佐世保競輪~

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荒井崇博
地元の重鎮がまず1勝を手にした
貫禄の差し切り

 佐世保競輪場開設75周年記念『九十九島賞争奪戦』は、12月5日(金)に2日目が行われた。二次予選メインの12レースは、地元の荒井崇博(長崎・82期)が貫禄の差し切り。1着で準決勝へと駒を進めた。

 犬伏湧也に前を任せて臨んだ一戦。前受けから車を下げた犬伏は、打鐘過ぎから前との車間を詰めると、早めの巻き返しで前団を一蹴した。ピタリとマークした荒井は、図ったようにゴール前で寸差し。1着で準決勝へと勝ち進んだ。

 「(犬伏を)抜けて良かった。コンディションが悪かった分、最後は犬伏君がタレてくれたんでしょうね。(初日、2日目で)とくになにも感じてない。前に付いていくだけです。日に日に疲れていっています。あと何日分、残っているかわからないけど、明日(準決)の分はあると思う。明日、頑張ります」

 競輪祭の激戦が終わってすぐに地区プロがあり、十分な調整期間が取れないなかで地元記念に挑んでいる。荒井にとって、ここだけは譲れない大会。もう一度集中力を高めて、準決勝も再度で犬伏をマークする。

熊谷洋祐記者

2025年12月5日 18時56分

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