佐藤慎太郎の決意と覚悟 ~取手競輪場~

ロウソクのように燃え尽きたい
1月12日から3日間、取手競輪場でFⅠ「サテライト水戸カップ」が開催される。今シリーズはS級、ガールズ、A級の3本立て。S級は立川記念を制したばかりの脇本勇希、1月いわき平FⅠを優勝した和田真久留など、勢いのあるレーサーが参戦。ガールズは実力者の児玉碧衣が、注目ルーキーの酒井亜樹と半田水晶の挑戦を受ける構図だ。初日は12Rに登場する佐藤慎太郎(福島・78期)に注目。人気と実績を併せ持つベテランが今年に懸ける意気込みを語った。
新年は地元のいわき平で走り始め。悔しい準優勝に終わったが悲壮感はない。「新年一発目で勝ちたかったが、やるべきことをやっての結果だからね。特別がっかりはしていない。勝った(和田)真久留が強かった」と冷静に振り返った。残り2勝に迫った通算500勝は「意識している」と言い、千両役者がどの場面で節目を飾るのか注目を集めそうだ。
今年のグランプリは初めていわき平競輪場で開催される。「地元でGPはなかなかないこと。もっと早くやってほしかったよ」と愚痴っぽく話して周囲を笑わせる。「年末のGPを目指してやっていかないといけないよね。今年はスタートが平で、終わりも平を目指して。ロウソクが燃え終わる前にボッと燃えるように燃え尽きたい」と今年1年間は競輪人生の集大成の位置づけ。福島の鉄人は全身全霊を捧げて戦い抜く。

小野祐一記者
選手詳細データ
佐藤慎太郎 選手 福島・78期














