先輩の冠レースで燃える宿口陽一 ~西武園競輪場~

「自分も勝負できたら」
開設76周年記念西武園競輪日本名輪界カップ「第1回平原康多カップ」(G3)は10日、2日目が行われた。二次予選は人気決着が多かったが、10Rでは地元の宿口陽一(埼玉・91期)が吉田拓矢のまくりを差して快勝。ホームバンクで底力を示した。
強い思いが最後のひと伸びにつながった。平原康多氏の高校の後輩にあたる宿口が、吉田のロングまくりに乗ってこん身の差し脚を伸ばした。
「(吉田)拓矢君は凄いスピードだった。とにかく離れないように。抜くのはそのあと。自分では離れていないと思うけどどうだったか。しっかり付け切らないと土屋(壮登)君にも迷惑が掛かるので」
ラスト1周から吉田が抜群の加速力で仕掛けて行くと、やや口が空いた宿口だったが、2コーナーでぴったりマーク。付け切ってからは「拓矢は後輪が跳ねていてスピードに乗り切っていなかった。あれで助かりましたね」と、余力を残して追い込んだ。
平原氏とは何度もタッグを組んでおり、「平原康多カップ」に懸ける思いは人一倍。「(地元勢は)みんな一生懸命(優勝を)獲りにきている。自分も勝負できたら」と闘志を燃やしていた。

小野祐一記者
選手詳細データ
宿口陽一 選手 埼玉・91期

















