地元支部の守澤太志が鮮やかな強襲劇を披露 ~青森競輪場~

「コースを探す余裕があったので悪くはない」
9月4日に青森競輪場で開設76周年みちのく記念競輪の2日目が行われた。最終12レースは地元の絶対的なエース新山響平が人気に推されていが、別線に包囲網を敷かれてしまい後方に置かれる苦しい展開に。それでも新山が7番手から大外をまくり上げていくと、スピードをもらった守澤太志(96期・秋田)がコースを探して直線で突き抜けた。
「(新山が)突っ張ると思ったけど、みんな対策をしてきているなって感じだった。あんなに一斉に切りに来るとは思わなかった。苦しい展開になっちゃいましたね。そうなっても、(新山)響平がどうねじ伏せるかなと思って付いているだけでした」
新山を信じて疑わなかった守澤は苦しい展開となっても慌てることなくチャンスを待った。最終4コーナーを回ってからは外では間に合わないと判断して、冷静に内へと進路を取った。
「響平はギリギリ届くかなって感じだったので、僕は内のコースを行かせてもらった。スピードをもらっていたし、あんまり(前にいた選手に当たって外に)飛ばしちゃうと、響平も飛んでしまうので、あまり当たらないようにいった。本当にコースを探していっただけだった。響平の後ろでコースを探す余裕があったので、悪くはない。セッティングもだいぶ煮詰まって、体の使い方も良くなってきました」
勝負の準決勝は10レースに組み込まれた。初日特選を制した寺崎浩平や、木村皆斗に前を託す鈴木玄人らもいて激戦ムードだが、山崎歩夢、坂本貴史と力を合わせて決勝進出を目指す。
「(山崎)歩夢はお父さん(芳仁)に似ていてスピードもあるし、長い距離を踏める選手なので強いですね。(坂本)貴史はこれまで前で頑張ってくれましたし、その辺も考慮して自分が3番手を回ります。去年は準決勝で響平の仕掛けにブッ離れてしまって勝ち上がれなかった(苦笑)今年もせっかく地元記念に呼んでもらえたので、決勝に上がっていい勝負ができるように頑張りたい」

細川和輝記者
選手詳細データ
守澤太志 選手 秋田・96期















