F1戦連続Vに挑む雨谷一樹 ~青森競輪場~

「前々という気持ちだけ」
青森競輪場で開催中のF1ナイターは23日、最終日を迎える。12Rで争われるS級決勝は、無傷で勝ち上がった小川真太郎に人気が集まりそうだが、一筋縄ではいかない顔触れ。雨谷一樹(栃木・96期)は前回の岐阜に続くF1戦の連続Vを虎視眈々と狙う。
前々へ攻める気持ちが好結果をたぐり寄せた。準決勝10Rは総力戦の構えだった雨谷。正攻法から上昇してきた伊東翔貴の番手に飛び付いた。併走になった皿屋豊を最終ホームで一振り。奪い取ったポジションを守り抜くと、2コーナーからまくって来た皿屋に合わせて3角番手まくり。タテヨコに踏み分ける自在選手のお手本のような走りで勝ち切った。
レース後は「脚がたまらない感じがある。疲れなのか分からないが、最近に比べるとシャキッとしない」と状態面に不満顔。それでも高い集中力でカバーしており「前々という気持ちだけ」と、わき上がる闘志で状態面をカバーしている。
決勝は大きく2分戦の構成で雨谷の動向がカギを握る。総合力とアグレッシブな姿勢で勝負する36歳は「自分らしく走りたい」と意気込んでいた。

小野祐一記者
選手詳細データ
雨谷一樹 選手 栃木・96期
















