井上昌己が400勝 ~名古屋競輪・第63回オールスター競輪~

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井上昌己
デビュー19年で400を達成
自転車競技でも銀メダルを獲得

 名古屋競輪場で開催されている「第63回オールスター競輪(G1)」の2日目、一次予選の8レースで井上昌己(長崎・86期・S1)が、通算400勝のメモリアルを飾った。04年のアテネ五輪自転車競技のチームスプリント種目で銀メダルに輝いた井上は、その後、06年花月園オールスターでタイトルホルダーの仲間入りを果たし、08年には競輪祭、グランプリを制覇。01年のデビューからおよそ19年での400勝も井上にとっては通過点。まだまだタイトルが狙える実力者にはGIの大舞台がお似合いだ。
 「(2日目の一次予選は)畑段(嵐士)君も(自分たちの後ろの)あの位置が欲しい感じがあったし、4車だと思ってやりました。(吉田拓矢の)踏み出しが(林慶次郎と)合った感じだったんで、スピード的にはなんとかなるかと。ただ、接触してブレーキがかかった。でも、そのあと流れていったんで、感じは悪くないと思います。400勝はうれしいし、また1勝ずつ頑張ります。思い出のレースは(14年の地元)佐世保記念。(菅原)晃、(中川)誠一郎、荒井(崇博)さんの4人で並んで優勝した佐世保記念ですね」

竹内祥郎記者

2020年8月13日 15時32分

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