青柳靖起がS級特進 ~広島競輪場~

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青柳靖起
大型ルーキーがS級で暴れまくる
冷静にまくって圧勝

 広島競輪F1シリーズ最終日の3月14日、10レースA級決勝戦で青柳靖起(佐賀・117期)が優勝。2月武雄、同月高知に続く3場所連続の完全VでS級特進を決めた。

 決勝戦は九州ライン4車の先頭で、他の3選手はそれぞれ単騎となった。赤板で4番手から上昇した青柳は誘導員を下ろして、元の位置に戻る。ピッチを緩めた田中孝彦(静岡・91期)がそのまま逃がされる形に。九州ライン4番手の藤田剣次(福岡・85期)が内をすくって最終ホームで番手勝負に出る。戦況を冷静に見極めた青柳が2コーナーから豪快にまくって圧勝した。

 117期のS級昇格者はこれで9人目。117期の卒記チャンプがいよいよS級の舞台に立つ。パワフルな走りで九州ラインをけん引する。

笠原裕明記者

2021年3月14日 16時33分

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