“鬼”と化す松井宏佑 ~川崎競輪場~

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松井宏佑
今回に臨む気持ちを表情で表す
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松井宏佑
いつものスマイルで写真撮影にも快く応じる
今回にかける気持ちを顔で表す

 川崎競輪開設72周年記念『桜花賞・海老澤清杯』は4月8日(木)に開幕。

 初日の11レースで逃げ切り勝ちを決めた地元の松井宏佑(神奈川・113期)がレース後に鬼の形相を記者陣に披露した。「今回はバチバチモードなんで」と気合いの入る松井。前回のウィナーズカップで初日に敗退したリベンジの気持ちがあるのは明らかだ。

 そして今回は新しいフレームで臨む。「前に平で1回だけ使ったフレームで、堅いフレームです。踏み出しは重いと感じたけど、出切ってからは流れる感じがあった。重く感じた所を巧くセッティングを出したい」と1走したことで、修正箇所は把握済み。記者が「今回も新山さんにセッティングにを出してもらいますか?」と問うと、「2年前の競輪祭の時からいつもセッティングを見て貰っているので今回もそうします」とナショナルチームでも切磋琢磨する新山響平が同じ開催にいることも大きなアドバンテージ。昨年末にヤンググランプリを制している地元のスピードスターが、新たな相棒とともに、バンクを激走だ。

 最後に、「いつもの笑顔をお願いします」と満面の笑みも見せてくれるなど、記者対応も抜群の男は二次予選の8Rに出走する。

小山裕哉記者

2021年4月8日 22時28分

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