決勝進出がノルマの武田豊樹‼ ~取手競輪場~

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武田豊樹
地元の総大将が牙を研ぐ
反省を生かして準決に臨む

 取手F1シリーズは5月27日(木)から行われている。シリーズリーダーはもちろん地元の武田豊樹(茨城・88期)で、予選は同県の鈴木謙太郎(茨城・90期)のカマシが決まったが、3番手を回っていた江連和洋(栃木・76期)が離れてしまう。武田は「余裕はあったので踏み上げようと考えていた瞬間に田中晴基君(千葉・90期)に行かれてしまったよ」と冷静に振り返った。「自分の中では反省点はあるが、最近は自分が前回りでも番手でも余裕が出てきた」と、すでに気持ちは集中できていた。

 準決は勢いに乗って8連勝中の黒沢征治(埼玉・113期)とタッグを組む。武田は3度のワンツーがあり相性は抜群と言えよう。黒沢は「次の高松宮記念杯に向けて長い距離を踏むレースを心掛けている。ラインの番手に差されるのは構わないので、力を出し切る」とキッパリ。絶好態勢が見込める武田が巧援護から差し脚を伸ばして決勝に名乗りを上げる。

 武田豊樹はメインの12レースに登場。発走予定時刻は16時33分、¥JOY×プロスポーツの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

永岡孝史記者

2021年5月27日 18時29分

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