師弟がそれぞれ決勝へ ~京王閣競輪場~

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師弟でともに1着で決勝進出
坂井洋は年末に大一番を控える

 12月10日から京王閣競輪場で開催されている「恩田繁雄杯」で、栃木の師弟コンビがA級、S級でそれぞれ決勝進出を決めた。

 師匠の星野辰也(栃木・95期)はA級決勝に進出。今年最後の開催で半年ぶりの優参を決めた。「弟子の前で恥ずかしいレースはできなかった。気持ちは入っていました。調子は今年一番のデキですね。前々回から換えたフレームが合っているのかも。決勝は穴を開けますよ」と中嶋宣成ライン3番手から強襲劇を狙っている。

 弟子の坂井洋(栃木・115期)は年末にヤングGPを控える期待の若手。準決勝は圧巻のまくりで1着を飾り「師匠と同じ開催で決勝に勝ち上がれてうれしいですね。決勝はラインで勝てれば自分の勝ちだと思うし、諸橋(愛)さんとどちらかが優勝できるように。この後はヤンググランプリなので、いい走りをしたいですね」と年末へいい流れを作るべく集中力を研ぎ澄ませる。

 レースカットによりA級決勝戦は9レース(20時01分発走)、S級決勝戦は10レース(20時30分)に行われる。師弟のそれぞれの走りにご注目いただきたい。

及位然斗記者

2021年12月11日 21時51分

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