膝のケガが「完治」

　松戸ナイター競輪ガールズF1が24日（日）に開幕する。S級初日特選12Rは実力者が揃って激戦だが、地元の野口裕史（千葉・111期）に復調の予感がする。

　野口は一時期、膝のケガの影響で大きく調子を落とした。「痛みで膝が曲がらないくらいで、練習もほとんど出来ていなかった」と振り返ったように、かなり苦しんでいたようだが、今節は膝の状態を問われると「完治しました！」と笑顔が戻った。
　「膝の痛みがなくなったので練習を再開できた。川崎が終わってから、松戸でほとんど全部バンク練習で仕上げてきましたよ。まだウエイトは全力ではやっていないけど、バンク練習なら大丈夫でした。やっぱり、痛みがあるとそれを庇ったりだとか、痛みが出たらどうしようとかっていう気持ちになるけど、それがないので練習も楽しいですね」
　初日特選は内藤秀久（神奈川・89期）が野口をマーク。内藤は「野口君の走りは彼の生きざまを表している」と熱い言葉で野口を評した。不安がなくなった南関の重戦車が、復活の狼煙を地元で上げる。

• 選手詳細データ

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  野口裕史 選手千葉・111期