連勝の佐藤慎太郎 ~小松島競輪場~

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佐藤慎太郎
日本一の追い込み選手
準決勝は眞杉匠と連係

 7月1日、小松島競輪開設72周年記念「阿波おどり杯争覇戦」の2日目が行われた。二次予選11レースに出走した佐藤慎太郎は嵯峨昇喜郎の先行に乗って連勝を飾ったが「1着だけど、(嵯峨)昇喜郎を2着、3着に残してこそだと思う。反省点の残るレースだった」と、飛び出してきた言葉は反省の弁だった。

 佐藤は現在、賞金ランキング現在3位で今年のグランプリ出場も手中に収めている輪界日本一の追い込み選手。それだけに、自力選手とワンツーを決めることにはこだわりがあるのだろう。「そういうことができる余裕のある時は常にやっていきたい。自分だけが1着を取るのではなくて、競輪選手としてかっこをつけたい部分もある」と、ライン全体のこと、自身の立場も考えてレースに臨んでいる。

 二次予選後は「後ろが併走の気配や、ブロックをした時に内に来る気配を感じた」と五感は研ぎ澄まされており「いい状態をキープできている」と体調面は万全だ。

 準決勝で連係する眞杉匠のことは「ダービーの決勝に自力で乗る超一流の自力選手。信頼して」と全幅の信頼を置く。伸び盛りの眞杉と佐藤が連係する明日の11レースに注目。



小山裕哉記者

2022年7月1日 18時48分

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