久木原洋が地元でG1初勝利 ~西武園競輪場~

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久木原洋
地元の大舞台で結果を出した
2度目のG1で結果を出した

 西武園競輪場で行われている「第65回オールスター競輪(G1)」は8月12日(金)にシリーズ4日目を迎え、1レースで地元の久木原洋(埼玉・97期)がG1初勝利を飾った。

 レースは目標にした山岸佳太が打鐘先行。番手を回った久木原は援護態勢を整えて、最終バックでまくってきた橋本優己をけん制し勢いを止めつつ自身も前へと踏み込む。そのままゴール線を駆け抜けてG1初勝利を手にした。
 「初手は前中団からが良かったんで。山岸君がいい感じで駆けてくれました。僕に番手の技術があれば止められていたと思うんですけど、技術がないので前に踏ませてもらいました。負け戦ですけどいいメンバーだったのでしっかり1着取れて良かったです。やっぱりG1のペースはいいので昨日までのレース後に平原さんたちとも話をして自分の苦手な持久系のトレーニングが必要だなって感じました。今回は自力を出せていないんですけど、前でやれるときは山岸君みたいに前で頑張りたい」

 久木原はデビュー13年目にして今年の日本選手権でG1デビュー。今回、2度目のG1が地元の大舞台で結果を出した。近くには平原康多らがいる恵まれた環境でさらなる高みを目指す。

角田祐馬記者

2022年8月12日 16時20分

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