動き良い松井宏佑が決勝進出を目指す ~四日市競輪~

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松井宏佑
相性良い同県の先輩と共に決勝進出を目指す
道産子パワーで強敵撃破に挑む

 11月11日(金)にシリーズ2日目を迎えた四日市競輪開設71周年記念『泗水杯争奪戦』に出走中の松井宏佑(113期・神奈川)は2日連続の積極策で準決勝に進出。ナショナルチームを引退し、「これからは競輪一本で頑張る」と覚悟を持って取り組んでいる。7月の福井記念では悪天候によりレースが打ち切りとなり抽選の結果、決勝へと勝ち進んでいるが、今年は〝自力〟で決勝には勝ち上がれていない。今シリーズこそはと強敵を打ち破り、久々の決勝進出を狙っている。
 
 「初日も2日目も先行して結果を出せているけど、自分の場合は同じような先行タイプがいる時だったり、自分が先行できないときは弱いので。簡単に車を下げていたら勝てないので、位置取りだったりも含めて何でもやっていかないと上では通用しない。先行基本に組み立てながら、しっかり前に前に踏む意識を持って頑張る」

 ダッシュタイプの松井は『冬場は苦手』と思われがちがだが、気温が下がりバンクが重くなることはプラスに働いている様子。
 「自分は北海道出身なので寒さには強いですね。みんなバンクが重いっていっているみたいですけど、自分は軽く感じるし、そこはアドバンテージだと思ってます」

 準決勝は前年度覇者の坂井洋とS班守澤太志の強力タッグと、大会3Vの実績を誇る地元の柴崎淳が相手となるが、初日にも好連係を決めている小原太樹の援護は心強いだろう。前回京王閣の準決勝のリベンジに燃えている。

細川和輝記者

2022年11月11日 22時51分

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