急復調の松坂洋平 ~大宮競輪~

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松坂洋平
ケガが癒えて急復調中だ
鎖骨骨折から復活

 大宮競輪F1は7日(水)に最終日を迎える。決勝戦は、ほぼ初日特選と同様のメンバー構成で、松坂洋平(神奈川・89期)は再び単騎戦で挑む。

 準決勝の松坂は、しっかりと中団争いを制して直線強襲し1着。準決勝一番の激戦区を乗り越えた。
 「前受けなら阿部(大樹)君だけは突っ張って、岡崎(智哉)君を受けて中団で勝負でした。もしも中団からなら、岡崎君が切ったところをすかさず叩こうと思っていたし、先行も含めて組み立てを考えてました」
 先行も頭に入れて、ヨコも駆使しながら1着を取る。弥彦記念での落車で左鎖骨を骨折し、一時期は低迷した。が、ここに来てその松坂らしさが蘇った。
 「踏んだ距離は短かったけど、伸びてくれましたね。鎖骨をやってから、G1があるから無理矢理復帰して成績がガタガタに落ちた。でも、やっと違和感なく走れるようになりましたね。それにこの開催が終わったら鎖骨に入っているワイヤーを抜くんですよ。医者の話だと広島記念は走れそうだし、もっと良くなりそうですね」
 決勝は初日特選と同じく単騎戦。「単騎で一発狙う」のコメントを信じて、穴党ファンの懐を温める一撃に期待したい。
 

熊谷洋祐記者

2022年12月6日 17時42分

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