高橋晋也がリベンジを誓う ~取手競輪~

photo-62116
高橋晋也
気合を込めてリベンジだ!
修正を施して北日本決着へ

 取手競輪F1は4月25日(火)に2日目が行われる。S級準決勝10Rを走る高橋晋也(福島・115期)は、前回の雪辱を晴らすべく気合を入れた。

 初日特選の高橋は、打鍾で阿部将大ラインを受けて中団を確保。最終2コーナーからまくって自身は3着だったが、番手の和田圭(宮城・92期)の1着に一役買った。打鍾付近をポイントに上げてレースを振り返る。
 「(打鍾で)阿部君が来た時にしっかり踏んで、突っ張り切れればペースに入れて先行だし、吉田(有希)君が来ても踏んでおけば内から杉森(輝大)さんのとこで折り合えるだろうなと思ってました。阿部君が叩く感じだったんで中団に入った。どういう展開でもあそこ(最終2コーナー)では仕掛けようって思ってたんで行ったけど、ちょっと出は悪かったかな。福島(武士)さんが振ったところで一瞬突っかかった。最後はちょっと踏み方がバラけてタレたんで、そこは少し修正したいですね」

 脚を使ってでもしっかりとレースを組み立てられるのは、特別クラスで戦ってきた経験値があるからこそ。あとは明確となった修正点を、どれだけ改善することができるかだ。そして準決勝のメンバー表に木村皆斗の名前を見つけると、目の色を変えた。
 「前回やられてるんですよね。中西(大)さんとやり合って彼をフリーにしちゃったんですよ。スピードをもらってのカマシとか、まくりが得意なのはもう分かったんで」
 「明日は暴れますよ。和田さんが(笑)」と、再度番手に付く和田を引き合いに出して冗談で締めくくったが、一度やられた相手に同じ轍は踏めない。今度こそ新鋭に力の違いを見せるつもりだ。

熊谷洋祐記者

2023年4月24日 18時09分

開催情報

ページトップへ