地元の嶋津拓弥が意地の決勝進出 ~川崎競輪場~

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嶋津拓弥
狙うは地元Vのみ
1月の伊東では北井佑季の番手から抜け出してVを決めている

 11月18日から川崎競輪場でF1ナイターシリーズが開催されている。地元から唯一準決勝に勝ち上がっていた嶋津拓弥(神奈川・103期)は格清洋介(静岡・111期)の番手から抜け出し、1着で決勝進出を決めた。

 レースを終えた嶋津は「格清君がいい所から仕掛けてくれたおかげですね。ちょっと後ろの状況が分からなくて、最後は焦って踏んでしまった。全てラインのおかげです」と南関地区の後輩を讃える。

 今期2度目のVも見えてきたが「1月の伊東で優勝した時は北井(佑季)の番手。川崎はS級で優勝がないし、できるといいですね。脚の余裕はあって調子もいいし、今回は自力で勝てるように」と地元の意地を見せて、虎視眈々と一発を狙う構え。
 
 S級決勝戦は最終12レース(発走予定時刻20時25分)に行われる。気合漲る嶋津の一発に要注目だ。 
 

及位然斗記者

2023年11月19日 22時01分

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