地元で気合入る小林申太 ~取手競輪場~

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小林申太
地元戦で気合は人一倍入り準決突破へ挑む
準決突破へ総力戦の構え

 6日から取手競輪場で行われているA級1、2班戦でのモーニング開催は初日が終了。第4レースでは最終ホームで叩いて先行した地元の小林申太(茨城・101期)がゴール前で番手の須賀和彦(茨城・89期)には差されたが、2着で準決勝に勝ち進んだ。

 「初日は脚を使って位置を取りに行くよりも、カマした方が良いと思って。きつかったけど須賀君とワンツーが決まって良かったです。あそこから(6番手から駆けたのは打鐘3角)駆けてしまったし、2着は仕方ない部分もあるのかも」と初日の競走には納得した様子だ。
 
 準決は「目標がいれば」の願いが叶わず自力の戦い。展開は2分戦で相手の北日本勢4車は強力な上に山田祐太(福島・113期)-猪狩祐樹(福島・99期)は自力型同士の並びで、山田が先行すれば小林にとっては苦戦を強いられる展開になりそうだ。
小林は「山田君に出られてはきつい。自分が先行するのもあるし、山田君の出方次第だけどヨコの動きも考えます。展開次第ですね」と色々と策を練る。
「地元決勝進出したい」小林は第6レースに出走予定で執念が勝れば準決突破も何とかなるはずだ。

 

木村貴宏記者

2024年3月6日 18時10分

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