昇級後3場所目でようやく決勝の舞台へ

　6月17日（火）に松戸競輪場でF1ナイターの2日目が行われ、第10Rに登場した中石湊（北海道・125期）が力強い逃げ切り勝ちを収めてS級昇級後3場所目で初の決勝戦に進出した。
　レースはスタートで正攻法に構えた中石が、押さえにきた山根将大を突っ張って終始主導権を握る展開。軽快なペースで駆けて別線を完封し、番手の佐々木雄一と3番手の中川貴徳を連れ込んでラインで上位独占を果たした。
　「プランよりも賭けた距離は短かった。後ろが絡まれていたので気にして踏みました。感触は良いし、サンサンは何周でも踏める。先行有利ですしね。初めて決勝に乗れたし、前回よりは成長していると思う。このまま優勝したい」と準決勝を振り返り、決勝への意気込みを語った。
　北日本勢は4車となり、先導役となるが、若さと勢いでこのまま完全優勝となるか注目だ。

• 選手詳細データ

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  中石湊 選手北海道・125期