「間違いなく成績はいい」

　8月18日から青森モーニング競輪が開幕した。初日5Rに登場した赤塚悠人（山形・97期）は3番手キープからのまくり追い込みで抜け出し予選をクリア。「好きな場所」と話す好相性の青森バンクで白星スタートを切った。

　赤塚にとって青森はまさにドル箱バンク。24年6月に①①❶着の完全優勝を飾り、同8月は②②❼着、昨年10月は①①❻着と好成績を残し続ける。「相性がいい理由は全く分からない。昔から青森はよく走っているな、と思うくらい。でも間違いなく成績はいいですね」と笑顔で振り返った。

　バンクの相性も追い風だが、調子を取り戻していることが確かな裏付け。年頭に左足首のじん帯を痛めたが、ようやく回復の兆しを見せてるという。さらに自転車の調整もばっちりで「5月弥彦の最終日にセッティングを元に戻してだいぶ良くなった。あれが復調したきっかけです」と手応えを明かした。

　準決勝6レースは三分戦の激戦模様だが、マークする小笠原昭太から「赤塚君は青森の相性が良すぎるから何も言わずに全面信頼」と言われるほど信頼度は高い。心技体が整い始めた赤塚の勢いは得意バンクでさらに加速しそうだ。

• 選手詳細データ

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  赤塚悠人 選手山形・97期