連勝で勝ち上がった伊藤涼介は準Vで初優勝に一歩届かず

　7月13日から小倉競輪場で開催されていたミッドナイト競輪は15日に最終日が行われ、8レースに行われたチャレンジ決勝戦では成海大聖（大分・125期）が中団キープから豪快なまくりを決めて、今期初Vを飾った。

　レースを終えた成海は「思っていた展開とは違ったんですけど、落ち着いては走れたかなと。力を出し切るだけでしたし、全力で踏みました」と優勝を決めて快心の笑顔を見せる。
　
　2月に沖縄から大分に移籍しての初V。前期在籍していたA級戦ではなくチャレンジ戦での優勝だが、力ある新人を相手に挙げた価値ある1勝で「結婚を機に大分に移籍したんですけど、沖縄にいる時は先輩方に何も貢献できなくて不甲斐ない気持ちがあって。ここ（大分）で変われないともう変われない気持ちですし、練習もしっかりできている。1年前はチャレンジで決勝も中々上がれなかったんですけど、少しは力も付いてきたのかなと。ただ、謙虚な気持ちは忘れずこれからも頑張りたいですね」と自らを奮い立たせたのが今の充実ぶりで、これからの奮闘も誓ってくれた。

　次走は7月23日からの青森に出走予定。これかの成長が楽しみな成海の走りに要注目だ。

• 選手詳細データ

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  成海大聖 選手大分・123期