ナショナルチームのエース太田海也が復調を実感 ~函館競輪場~

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太田海也
「鉄フレームのスピードが戻ってきた」と手ごたえをつかむ
準決勝はグランプリスラマーの脇本雄太、ドリームレースから連勝の郡司浩平ら強敵との戦い

 8月15日函館競輪場で第68回オールスター競輪の開催4日目が行われた。9レースの準々決勝Aに出走した太田海也は打鐘前2コーナーの下りからスパート。600メートル以上を踏み切り、番手の岩津裕介には差されて2着になったものの、岡山ワンツーを決めた。

 13日に行われた二次予選Aで逃げ切った後に「自分のコンディションも良かったのですべてがかみ合った結果です。2年ぶり以上にいいレースができたんじゃないかと。この感覚を忘れないように頑張りたい。まだまだ改善点はありますけど、ひとまず今日の感覚を忘れずに走りたい」と戦える手ごたえをつかんでいたが、本日のレース後には「鉄フレームのスピードが戻ってきました。2年ぐらいダメだったんですけど、ゼロに戻ったので、これから成長をさせたい」と競輪用のフレームと体をマッチングさせることに成功。

 2年前といえば、G1デビュー戦となった西武園のオールスター競輪。2.1.1.4.1着で決勝進出は逃したが強烈なインパクトを残した。

 「昨日、今日の走りを脳に叩き込んで明日を迎えたい」と、脇本雄太や郡司浩平、山口拳矢らのタイトルホルダーを相手に力勝負を挑む。

小山裕哉記者

2025年8月15日 22時14分

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