オールスターからの立て直しを計る

　川崎競輪F1ナイターが、8月28日（木）から開幕する。初日特選12レースは、全員がオールスターを走ったG1組。ハイレベルなメンバーのなかでも、地元の松井宏佑（神奈川・113期）の存在感は際立っている。

　オールスターはオリオン賞に選出された松井だったが、勝ち上がり戦ではらしさがなく、準々決勝敗退。シリーズを通しても、未勝利に終わってしまった。「調整失敗」と、悔いの残る開催となった。そこから中10日空いて迎える今回は地元戦。今回は共同通信社杯が控えており、ここで立て直してビッグレースに向かいたいところだ。

　「オールスター前に練習を詰め込み過ぎました。体も、自転車も良くなかったですね。終わって、気持ちを切り替えてやってきました。ここ（川崎）と、岐阜記念があって、その後に共同杯なんで、結構（配分が）詰まってるんですよね。それを見据えて練習をやりすぎたっていうのもあります。もう、強めの練習はやらずに来たんで、疲れが抜けてくればいい状態になると思う。練習のタイム自体も、良いタイムが出ています」

　初日特選は、同期の嘉永泰斗との実質二分戦。「（嘉永には）負けないように」と、静かに気合を込めた。

• 選手詳細データ

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  松井宏佑 選手神奈川・113期