修正して挑む篠田幸希 ~川崎競輪場~

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篠田幸希
当面の目標ができて気合が入る
暮れのヤンググランプリへ体調を万全に

 川崎競輪場では3日からFⅠナイターシリーズ『オッズパーク杯』が行われている。初日の11レースではベテランの藤田昌宏が先制。中団を取った篠田幸希(群馬・123期)がまくったが末を欠いて3着。何とか準決勝には進出できたが、不安を伴う結果になった。

 確かに実戦は8月の松戸記念以来。「腰痛で欠場していたが、重い感じでもない。練習もできている」と話していたし、点数からも初日のメンバーなら大本命と言ってもいいかもしれない。だが、結果は3着だった。
「焦りはなかったけど、ペースをミスってしまった。スピードの感覚が鈍っていたと思う。初日を走って分かったので修正します」なら巻き返しは可能だろう。

 朗報もありそうだ。9月に選考期間が終わり、篠田は12月に平塚で行われるグランプリシリーズのヤンググランプリに出場ができそう。
本人もそのことは分かっているようで「体調を万全にして。当面の目標にして練習したい」と、まだ少し早いかもしれないが気合は入った。
まずは決勝進出を決めて良い足掛かりにしたい。

木村貴宏記者

2025年10月3日 23時45分

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