児玉碧衣が7着に敗れる波乱 ~函館競輪場~

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児玉碧衣
気持ちを切り替えて2走目に臨む
 姉妹弟子対決は特別なレース

 7月16日(金)にガールズケイリンフェスティバル2021の初日が行われ、12Rではガールズグランプリ3連覇を遂げて〝絶対女王〟と呼ばれる児玉碧衣が7着に敗れる波乱があった。

 レースは初手で6番手に位置した児玉が打鐘過ぎ3コーナーから踏み上げて最終ホームを先頭で通過。児玉の後ろに入った尾方真生が2コーナーの手前から仕掛けると、最終バックは姉妹弟子の両者で激しい踏み合いになる。逃げる児玉を尾方が4コーナーの出口で捕らえて、猛襲した梅川風子と尾方が1着同着となった。

 児玉は「姉弟子のプライドにかけて真生に負けたくないと思っていたけど、負けちゃった・・・。早めにですぎたけど、(打鐘過ぎの)4コーナーで真生が行くからその前に行きたかった。合わせられたと思ったけど、4コーナーを回ってきつかった。コーナーの下りを使って行かれたし、真生が踏んで(他の選手も)引き込んじゃいましたね。真生じゃなければ、変な意地にはなっていないんですけど」と姉妹弟子の同門対決はやはり特別な思いがあるようだ。

 「ウォーミングアップの時は調子がいいんじゃないかと思っていたし、明日(2走目)は絶対1着じゃないと決勝には乗れないっていう中で、この(凄い)メンバー。自信を持って走るしかない」。窮地に陥った絶対女王の2走目から目が離せない。

小山裕哉記者

2021年7月17日 00時12分

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