実力者揃った決勝戦 ~川崎競輪~

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尾崎睦
内容も伴った走りで地元Vを目指す
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小林莉子
修正に成功し連続完全Vを目指す
尾崎睦は2日目の反省を踏まえて優勝を狙う

 川崎競輪ガールズF2ナイターは8日に最終日を迎える。ガールズ決勝戦は実力者が順当に優出。それぞれの思惑はどうか。

 地元Vに意欲を燃やすのは尾崎睦(神奈川・108期)だ。今節は「出し切る競走」をテーマに掲げて競走に臨んでおり、2日目の競走後は煮え切らない表情のままレースを振り返った。
 「駄目な組み立てでした。前の加藤(恵)さんが動くと思ってしまったし、そうじゃなくて自分で踏んでいかないと。スピードを出し切れずに終わってしまった。自分で立ち上げていかないと駄目ですね。今日(2日目)はたまたま届いて1着だっただけです。決勝は1番車を貰えてありがたいですし、もうちょっとちゃんと組み立てていきたい」

 小林莉子(東京・102期)は、開催前の体調の不良の影響で思ったような練習が出来ず、不安がある中での連日の競走。それでもしっかりと連勝で勝ち上がり、2日目は納得の表情で取材に応じた。
 「今日(2日目)はスタートからいい位置が取れたので、差しで勝負しようと思って。昨日(初日)はスカスカした部分があったけど、アップの段階で修正できました。いつもよりもアップの時間を長めにとったりして自分なりに工夫して。昨日よりは確実にいいですね。(完全優勝した前回の)伊東に比べれば物足りないけど大丈夫」

 石井貴子(東京・104期)の2日目は逃げ粘って2着。優出を逃した前回の高松からしっかりと軌道修正に成功したようだ。
 「今回は昔から乗っていたフレームを使っているんですけど、初日は踏み方とかで迷走していた。でも、2日目のアップ中に思い出しました。姉(石井寛子)の500勝?モーニングだったので、寝てて見れてませんでした(笑)」

 ガールズ決勝戦11Rは20時02分発走。エンジョイサイトでの投票締め切り予定時刻は発走の5分前を予定しております。

熊谷洋祐記者

2022年6月7日 20時20分

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