尾方真生が会心のレースで白星スタート ~玉野競輪場~

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尾方真生
納得のタイムで逃げ切り自信を持って予選2も風を切る
2年連続決勝進出に向けて確かな手ごたえ

 7月16日(土)に玉野競輪場で幕を開けた第18回サマーナイトフェスティバル、ガールズケイリンフェスティバル2022の初日2レースで尾方真生(福岡・118期)が堂々の逃げ切り勝ち。5月のガールズケイリンコレクションを制している柳原真緒を封じて好スタートを切った。
 
 「なにも考えず思い切り走ることだけを意識していました。考えてなかったけど、(スタートで)誰も出なければ前受けからでもいいかなと」とスタートで若干見合う流れになると尾方真生は誘導員を追いかけて正攻法の構えからレースを組み立てる。3番手に構えていた太田りゆが後方の柳原真緒を警戒しながら車間を空け始めると、泳がされる形となった尾方真生が最終ホーム手前から一気にペースアップ。太田りゆが最終1センターから反撃にでたが、一歩も前に出させることなく合わせ切ってみせた。
 「先行しようと思ってたんで、あそこから思い切り仕掛けられたのは自信になりました。S取りからのそのまま一周半近く駆けて残れたので。最近のレースのなかではダッシュもすごく良くて、座ってからも伸びていた。誰が来ているのかわからなくて、見えたらもう1回踏み直そうと。最後の4コーナーからは必死で踏みました」と2日目以降に向けても確かな手ごたえをつかんだ様子。
 昨年、函館で行われたガールズケイリンフェスティバル2021でも決勝に進出している実力者で、「去年は2日目が3着で決勝に行けましたけど、外併走のまま仕掛けられずに終わったので、少しでも成長した姿を見せられるように」と反省を踏まえて予選2も力いっぱいペダルを踏み込み今年も決勝への切符をつかみとる。

細川和輝記者

2022年7月16日 16時43分

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