高木佑真が巻き返しを誓う ~青森競輪場~

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高木佑真
練習での感じの良さを今度こそ実戦で発揮だ
今期決勝を逃したのは1度だけ

 10月6日から青森競輪場でミッドナイトガールズF2シリーズが開催されている。初日の1レースで逃げた加藤恵の後位からまくるもまさかの4着スタートとなった高木佑真(神奈川・116期)は予選2での巻き返しを誓った。

 「あの展開で4着なのは…。練習では凄い良い感じだったんですけど」とバックからまくるも大タレして意気消沈。

 「メンバー的にも自力で負けたくないって思っていたのに。終わったあとがかなりきつかったし気負いすぎたのかな。まくりでこれなので、先行でペースに入れた方が良かったかも」とライバルたちを意識し過ぎてレース運びに失敗した様子。

 「キレが欲しい。レースでこうすれば良かったかもとか、反省点はわかっている。寒さの影響なのか、呼吸がキツかったし心肺機能の面を改善したい」と自身の中で反省点を把握している。

 ただ近況の高木は初日がダメでも予選2できっちりと修正して決勝に勝ち進んでおり、それも本人は自覚している。「毎回、初日がダメなので、いつも初日は飛ばないようにしようと思っているんですけどね。できることなら初日から良い着を取りたいけど、夏休みの宿題とかも最後に追い込んで終わらせてたタイプなので(笑)。でも絶対に間に合わせていました。終わらなかったことは一度もないです(笑)予選2は奥井さんがいるけど、今度こそ良いパフォーマンスをしたい」と決勝への勝ち上がりを夏休みの宿題に例えて予選2は問題ないことを強調してみせた。
 
 今期、決勝を逃したのは8月の平塚だけで他は全て勝ち上がっているだけに、強敵が相手となる予選2でも持ち前の修正能力の高さを生かして決勝への切符をつかみ取る。

池端航一記者

2022年10月7日 01時00分

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