恐怖心に打ち勝ち仕掛ける

　14日（水）から松戸競輪ナイターガールズF2が開催される。ガールズ初のG1『パールカップ』が高松宮記念杯で行われている中で、開催される今節はいわゆる‘‘裏開催‘‘。だからこそ、地元の篠崎新純（千葉・102期）は強い気持ちを持ってレースに挑む。

　初日6Rは、徹底タイプ不在の一戦。篠崎は「積極的にいきたい」と、自分に言い聞かせるようにコメントした。
　「裏開催だけど、粒ぞろいでなかなか良いメンバーですよね。初日は外枠ですし、積極的にいきたいと思ってます。自分で動かないと、感覚も分からなくなるし、何が良くて、何が悪いかも分からなくなってしまう。普通の開催の時は、どうしても後ろからズブズブ飲み込まれてしまうって考えてしまって、気持ちにブレーキをかけてしまうんです。でも、それじゃ何も分からない」

　ガールズ1期生としてデビューしてから10年余り。フレームや、セッティングを試行錯誤し、戦法も「前々自力自在に何でも」と勝利の為になんでもやってきた。まだまだ強くなるために、今節を大事な位置づけとした。
　「どんな展開になるかは分からないし、無理やり駆けるってことはしないと思います。でも、隙があれば行かないといけないし、隙があれば行けるよってところをみせないと。せっかくの地元ですし、ここをきっかけにしたい」

　混戦シリーズだからこそ、自分のやりたいことを明確にする。強い気持ちで地元戦を迎える篠崎に注目だ。

• 選手詳細データ

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  篠崎新純 選手千葉・102期