取手での初勝利に笑顔

　1月28日（日）から取手競輪場にて始まった「サテライトしおさい鹿島杯」が30日（火）に開催最終日を迎える。

　今シリーズはガールズ開催で、決勝は好メンバーがそろったが目を引くのは太田美穂（三重・112期）だ。初日は鋭いカマシで見せ場を作り、最後は荒牧聖未に差されたが2着に粘った。
　「逃げ切れたら良かったですけど。駆けて調子を戻していきたい」と昨年、練習中にケガをした影響から状態を上げるため意識して長い距離を踏もうと取り組んでおり納得の走りはできた様子。
　　取手は21年のガールズコレクショントライアル以来の参戦で、そのときはトップクラスのメンバーがそろうなかでオール2着。結果を出しただけに相性は悪くはないはずだが、過去に1着はなかったバンクだった。しかし、2日目にまくりになったがようやく1着をゲット。それも小林莉子を破っての金星を挙げた。「初めて取手で勝てたので嬉しい。それもだけど、莉子さんに勝てたのは大きい」と笑顔をみせた。
　決勝は小林に、荒牧といった強敵との再戦。しかし、結果を出したあとだけに侮れない存在だ。

• 選手詳細データ

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  太田美穂 選手三重・112期