伊東温泉G3ガールズVは小林莉子 ~伊東競輪~

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小林莉子
渾身の差し切りを披露した
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破竹の6場所連続優勝

 能登半島地震復興支援競『花と海といで湯賞』大阪・関西万博協賛G3ナイターは、17日(日)に最終日を迎えた。ガールズ決勝戦11レースは、小林莉子(東京・102期)が、日野未来との際どいゴール勝負を制して優勝を飾った。

 スタートで2番手の位置を確保した小林は、上昇してきた日野未来を迎え入れて3番手の位置で周回。最終ホーム手前から仕掛けた日野を追走すると、ゴール寸前で鋭く差し切って優勝。1月名古屋から6場所連続の優勝を決めた。
 「この風と、レース展開と、位置に恵まれました。Sは狙ってたけど、當銘さんが早いので行かれてしまうことも考えていました。Sを取った人が(石井)貴子さんか、未来を入れるのまでは予想してました。結果的に2番手の位置から未来を入れて、良い位置が取れたのかなと。正直、貴子さんがもう駆け始めていたので、あの上をカマすのは衝撃だった。昨日(3日目)の感じだと、どこからでも行けるだろうと思って付いていました。感覚的には一車弱離れているし、風がなきゃ追いついていないです。バックでやっと追いついた。正直きつかったけど、サラ脚だったし抜かなきゃと思って渾身の力で踏みました。(優勝は)嬉しいけど、今節は苦しい戦いだった。状態が良くない時の戦い方をもっと考えていかないといけないですね」

熊谷洋祐記者

2024年3月17日 21時00分

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