豊富な経験値で実力者の力を示す

　8月20日から取手競輪場でF1ガールズシリーズが開催される。ガールズオールスター組からは5名が参戦し、点数、機動力ともにトップの尾方真生や昨年のガールズグランプリを制し戦歴上位の石井寛子が主軸となりそうだ。石井は前回のガールズオールスターでドリームスタートも⑥⑦⑦着と結果を残せず終了。今回は再起を図るシリーズとなる。

　「（前回は）全てがダメでしたね。恐怖心があったし、疲れもあって、2日目なんかは体もガチガチで筋肉痛だった。まだ（パールカップの落車による）怪我自体は治っていないけど、（前々回の）京王閣と（前回の）宇都宮は感覚は悪くなかった。ただ体がついて来なかった感じです。前回が終わってからは温泉に入ったりリフレッシュして、やっぱりこういうのも必要なんだなと。オールスターのイベントで函館にも行ったけど、ファンの方に触れ合って力をもらいました。古性（優作）君はすごいですね。あんな怪我をしたのに決勝で2着ですよ。逆に自分は（怪我をしてから結果を残せず）落ち込んじゃいました」

　近年はガールズケイリンでも若手が台頭しスピード化が目立つが、その中でも石井の立ち回りと技術は一級品。通常開催の今節は堂々の主役で、初日から人気に応えて白星発進を飾る可能性が高そうだ。

• 選手詳細データ

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  石井寛子 選手東京・104期