テーマを持って挑む久米詩 ~立川競輪場~

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久米詩
連勝が有力視される中でも、さらなる上積みをはかる
今回は1着を獲れればOKではない

 立川競輪場では9月24日からFⅠシリーズが行われている。第7レースでは山本さくらが先行。久米詩(静岡・116期)は好位から追い上げ気味に踏み車間を空けてからの抜け出しで白星発進を決めた。

 「前を取っていたし松本さんを後方に置きたいと思っていた。突っ張らないといけなかった。気持ち的に弱かった」と反省。普通にみれば久米の快勝だが、そういう訳にもいかないようだ。
「テーマを持っていたし、長い距離を踏んで試したかった」と勝った中でも悔やむ。その中には今後のレースも関係してくる。

 11月には競輪祭女子王座戦、現時点で賞金ランキングで3位の久米は暮れのガールズグランプリに出走するだろうし、そこに向けての走りだろう。
「今回は1着を獲れればOKと言うわけではない。GⅠで動けるように」。前検日には「乗り方を試している」と話していた。そこを試すのは実戦で試すのが一番良いのだろう。
久米はさらなる高みを目指し予選2に挑む。

木村貴宏記者

2025年9月24日 19時15分

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