『ルーキーシリーズ2020』は14日の最終日が決勝 ~伊東競輪場~

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3車のラインができあがった地元勢(写真左から渡邉雅也、長田龍拳、仁藤秀)

 伊東競輪場で開催されている117、118期による「ルーキーシリーズ2020」は、6月13日に予選の2走目が行われた。117、118期ともにポイント制で争われているルーキーシリーズ。117期の初日、2日目の合計ポイント上位選手による決勝は、6人目までがすんなりと決まったが、最後の優出キップを巡り、4ポイントで鈴木陸来、長屋秀明、鈴木玄人、坂本紘規が並んだ。結果的には、4選手の在所順位で最上位の坂本が決勝に滑り込んだ。
 「初日の着外で、決勝にいくには2日目は1着を取るしかないと思っていた。調子が良かったんで、自分を信じて仕掛けました。差されたかと思ったけど、良かった。調子は日に日に良くなっている。(長田龍拳には)養成所で1回も勝ったことがなかったんで、自信になりました」と、在所ナンバーワンを破る金星に汗をぬぐった。

 また決勝では南関勢が大挙4人決勝に進出。神奈川の青野将大は単騎での戦いを選択したが、地元3車は結束。渡邉雅也、長田龍拳、仁藤秀のラインができあがった。先頭を買って出た渡邉は、「もう先行で」と、主導権の腹を固めている様子。小倉のデビューから負け知らずの5連勝の山口拳矢を相手に、ラインの力で地元勢から優勝者を出したい。

竹内祥郎記者

2020年6月13日 19時27分

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