静岡師弟連係が決まる! ~青森国際自転車トラック競技支援競輪~

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新田康仁
勝利のガッツポーズ
弟子の番手から1着

 青森競輪場を舞台に行われている国際自転車トラック競技支援競輪(G3)の初日が11日に行われた。5Rでは新田康仁(静岡・74期)と内山雅貴(静岡・113期)の師弟連係に注目が集まった。

レースは、打鐘で勢いよく飛び出した内山がハイペースで駆けて、車間を空けて援護した新田が最後に抜け出して1着を手にした。新田は「弟子の頑張りにも応えてあげたかったし、頑張りは凄いうれしかった。弟子とS級で連係する夢がひとつ叶いました。これからもっと成長してほしい。G1の上位でワンツーを決めたい。それが次の夢ですね」と初連係の弟子の番手から掴んだ勝利を噛みしめた。

 内山は「S級に上がってすぐに師匠と連係できて1着を取ってもらったので、自分の仕事はできた。直線で残れるか、どうかは自分の課題ですね。S級の人はドドドと来て、直線で一気にくるから。末の粘りは今回の宿題で持ち帰ります」と、この競走を糧にステップアップすることを誓った。

 また、内山は明日の5R一般戦(12時37分発走予定)、新田は12Rの二次予選A(16時35分発走予定)に登場する。

熊谷洋祐記者

2020年6月11日 19時44分

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