S班を背負う107期の2人 ~取手競輪開設70周年記念~

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新山響平
内容と結果を求める北の超特急
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鈴木竜士
東京に移籍した関東の暴れ〝竜〟

 6月27日(土)から取手競輪場で開設70周年記念『水戸黄門賞』が開催されており、29日(月)は決勝進出をかけた準決勝3レースが行われる。鈴木竜士(12R)と新山響平(11R)は初日特選と同様にS班を背にする。その競走を見逃すことはできないだろう。

 ナショナルチームにも所属する新山響平は二次予選Aの反省を糧に佐藤慎太郎の前で力走を誓う。
 「根田(空史)さんの後にカマす自信がなくて(4番手に)嵌る形になった」と1着を取っても満足はしていない。初日特選後には佐藤に「新山は気持ちの問題。脚はあるから」と指摘もされていた。それだけに、「内容をしっかりする」と準決勝では内容と結果を求めた競走で魅せてくれるだろう。

 鈴木竜士は平原康多の前を再び志願して12Rに挑む。
 「平原さんとはスタイルが似ている部分もあるから前でやりたいと伝えた。自分が1着を取る仕掛けをすることでラインを生かすことにもなる。栃茨勢(坂井洋-杉森輝大)とは別線だけど平原さんと決められるように勝負したい」と初日特選で好連係を決めれなかった分も準決勝で華麗な立ち回りを披露する。

池端航一記者

2020年6月28日 18時38分

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