勢いある石井洋輝が追加参戦 ~青森競輪場~

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石井洋輝
1、2班戦でも信念を貫き果敢に攻める
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磯島康祐
S級点確保へ内容よりも結果にこだわる
来々期の級班を決める競走得点争いも白熱

 6月25日(木)から青森競輪場でF1ナイターが開催される。S級戦には前回の西武園でS級初優勝を決めた大石剣士(静岡・109期)、A級戦には特別昇班を果たした石井洋輝(福島・115期)が登場し、別線を迎え撃つ準備を整える。
 
 115期の新鋭・石井洋輝は3レースにスタンバイ。チャレンジ戦でも信念を持って貫き通した積極策を1、2班戦でも披露する。
 「7月から2班に上がることが決まっていたのでちょっとそれが早まったって感じですかね。特別昇班をしたって実感はそこまでないです。師匠にもしっかり先行でって言われていて頑張って逃げて脚を作るようにって思っていたので、ほかの同期みたいに早く特進できなかったのは自分の脚力不足。焦らずに上でも戦えるようにしっかり脚を付けながら一歩づつ上がっていければと思っています。今シリーズもしっかりと3日間先行して決勝に上がりたい。1、2班戦の人たちと対戦してどこまで通用するか楽しみですね」

 今期も残すところわずかとなり、選手たちの口を突いて出る話はやはり来々期の級班を賭けた競走得点争い。A級特選を走る磯島康祐(青森・105期)はまさにS級点確保へのボーダー上で初日から気合パンパンだ。
 「初日特選なので準決は決まっていますけど気を抜かずにしっかり戦わないと。今がボーダー上なので今回の結果次第でS級点が取れるか取れないかが決まる。内容も大事ですけど、結果を出したい。自分は八戸なので青森バンクでは練習はしていないですけど、相性は良いと思うので頑張りたいです」

 S級の初日特選で野口裕史の番手を回る小埜正義(千葉・88期)はS級1班の点数確保へ勝負駆け。
 「自分はあまり競走本数を走っていないので頑張ればまだ届く可能性があると思ってます。野口君と体型は似てますけど、自分には野口君みたいなパワーはない。相手はフィジカルモンスターですからね(笑)野口君との連係は良かったり悪かったりですけど、今回は野口対策としてハンドルとサドルを換えてしっかり備えます。2人で決められるように付いていくことだけに集中したい」

 

細川和輝記者

2020年6月24日 16時56分

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