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2020年7月23日 14時03分

火花散るルーキー対決 ~名古屋ミッドナイトが24日開幕~

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橋本優己
本格デビュー戦を完全V
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坂口楓華
充実一途。女王に挑む

 V争いの軸は櫻井祐太郎、原大智の宮城勢だ。櫻井は在所8位と今回参戦する117期勢の中では最上位。本格デビュー戦の7月西武園ミッドナイトは、“思った通りのレースができた”と、完全優勝と最高のスタートを切っている。モーグルのメダリスト原大智との同門タッグが実現するか注目度は高い。
 中部勢にも役者がそろう。橋本優己は7月松阪ミッドナイトを無傷の初優勝。3日間、バックを取る好内容で決勝は同期の渡邉雅を完封している。さらに、中部には徹底先行で売り出す構えの下井龍もいるし、1・2班戦でも健闘した下岡将也も下井の番手ならVへ近付く。
 土生敦弘も7月豊橋ミッドナイトは準Vと好走している。新人らしい快速レーサーで、狙い澄ました一撃が決まれば、今回の相手にも初Vゲットは十分。

 同期のエリート達に負けじと本格デビュー戦の7月松阪ミッドナイトを完全優勝した橋本から目が離せない。ルーキーシリーズでは2場所走って1勝のみに終わっていたが、“カマしたり、人の上を行くまくりが出来れば良かったんですが。仕掛けのタイミングとか思い切りの良さとか勉強になりました”と収穫を得てチャレンジ戦をスタート。在所成績上位の渡邉雅らを相手に逃げ切り優勝と最高の結果を出してみせた。
 「松阪は初日以外は(逃げ切れて)いいレースが出来たと思います。(脚質は)地脚で、ダッシュ力には課題がありますが、トップスピードの維持をするのが得意」という持ち味を生かした積極策で今後も勝負していく構え。“周りが強くて付いていくのが大変でした”と在所成績は中位に止まったが、ガッツマーカーとして長く活躍する大祐(80期)を父に持ち、親戚の山口聖矢(115期)、拳矢(117期)は練習仲間と言う恵まれた環境で着実に力を伸ばしている。“タイミングをしっかり考えて”好機に飛び出せば連続Vも十分だろう。

 ガールズは、中部の絶対女王・長澤彩がホームでVを譲らない。今年も安定プレーを演じており、目下賞金ランク7位。8月に当所で行なわれるオールスターのドリーム戦を走る事も決まっており、モチベーションは非常に高い。今回のライバルの坂口楓華、太田美穂は6月四日市で破って優勝しているし、當銘直美との対戦成績も圧倒的に分がいい。ここも流れに乗ってのタテ攻撃を決めて貫禄を示そう。
 だが、今の勢いなら坂口、太田の雪辱は十分考えられるし、當銘も引き続き堅調で連候補からは外せない。さらに豊岡英子、亀川史華や、新人の布居光、永禮美瑠の走りにも注目だ。

 注目したいのは坂口だ。6月四日市の決勝こそ長澤に踏み負けたが、その後は破竹の3連覇。念願だった競走得点56点台に到達した。ガールズ選手の宝庫で、男子選手とも練習できる環境の豊橋に拠点を移して充実一途。
 「去年あたりからトップの選手との力の差を感じて悔しかったので、練習だけの環境に変えました。少しずつ(練習の)成果が結果に結びついてきましたね。これからも競走スタイルを変えずに頑張っていく」
 先行も苦にしないタテ脚に、“毎レース考えて走って”と柔軟に組み立てられるのも強み。長澤も同タイプだが、一泡吹かせられるか。

権田浩一 記者

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